週刊 ピクトくんのハローページ

特に書くジャンルは決めてない!自分の好きな事や経験したこと、社会に対する意見を無差別に投下していく!趣味は写真と鉄道、バンドリ・プリティーシリーズ等のアニメ鑑賞。

バンドリの新鋭、迷子ちゃん!(MyGO!!!!!への感想)

燈、愛音、そよ、立希、要奈

最近のバンドリで一番注目されてるのは、間違いなくMyGO!!!!!である。

去年放送されかなり注目されたテレビアニメで心を打たれ、試しに壱雫空のシングルを聞いてみたらいつの間にかファンになっていた。

キャラクターの可愛さと個性も気に入った要因なんだけど、僕は何より曲の方向性が感性に合ったんだと思う。ほら、「栞」なんか燈ちゃんの心情そのままの歌なのに、僕自身の「普通じゃない」人格に寄り添ってる気がして。

惨めな心をストレートに表現してるところが今までのバンドリソングではないし、良くも悪くもシリーズ全体で大きな転機になったかもしれない。だってそれまでのポッピンパーティーとかパステルパレットって「キラキラ」「ときめき」「夢」見たいな明るい事がテーマになってたし、「現実的な闇」はなかなか映されなかった。

(だがアフターグローとロゼリアのスタイルはMyGO!!!!!に受け継がれているし、全体が明るいわけじゃあなかったようだ。)

 

 

テレビアニメの方だけど、はっきり言って「過去の未練から脱却する」物語だった。クライシックの解散と挫折が出来事の発端になって、新参者の愛音が未練たらたらな二人と新しくやり直したい二人とで何とか葛藤していく感じ。未練たらたらな二人というのは燈とそよの事である。トラウマで臆病になってた燈を再びバンドの道へ引き込んだ愛音の突拍子の無さには呆れたが、彼女はそよというとんでもない女性にも出会ってしまうからさあ大変だ!初対面の愛音に優しく語り掛けるそよは、バンド結成に蜂起していた彼女の誘いに応じるけど様子がおかしい。というか最初から何か企んでいる様子が感じられた。

 

 

そよ、燈、立希の3人にはつらい過去が存在し、それがクライシックそのものだったという。ほかにも祥子と睦という人物がいた。

クライシックが解散した大きな理由は祥子が突然離脱した事だが、それにはそよが猛反対して何とか留まるよう説得した。でもやめたくなる気持ちは分かるなぁ。

その横でマジギレしてた立希だってせっかくうまくいってたのに、突然トンズラされて混乱しただろうし。でも一番傷ついたのは燈だった。

 

そんな3人をまとめて引っ張る愛音姉貴の根性は大丈夫か?

 

この先の展開はネタバレになるから書けないが、リアル女子のギスギスした場面が目白押しだから見てほしい。こんなアニメほかに見たことないから!

 

最後になったが、高松燈ちゃんが推しになったのは外見が理由なんかじゃない。

ちまちまと石を集めたり動物をこよなく愛する所が、人々が忘れた子供心に触れさせてくれるから。世の中に染まっていない燈ちゃんを暖かく応援していきたい。